着工から竣工までの工程と流れ

家造りスタート!着工~上棟式

土地が決まり建築確認申請が済んだら、いよいよ「着工」です。

まずは、専門会社に「地盤調査」を依頼します。地盤が弱ければ補強工事が必要になります。その前に「地鎮祭」で工事の無事を祈願します。地鎮祭の日には、近隣への挨拶まわりもしておきましょう。

地盤が整ったら、基礎工事の準備をします。「地縄張り」と「遣り方(やりかた)」で建物の配置を設定したら、基礎工事に入ります。
まず、「根切り」「地業」で地盤の強度をあげ「捨てコンクリート」を打ちます。そこに基準線を引いて「配筋工事」を施し、「生コンクリート」を流し込みます。固まったら型枠を外して、最後に給排水の「配管工事」をします。

基礎工事が済んだら、木材を搬入して「土台敷き」「足場組み」を行います。そしていよいよ「建方工事」、木材があっという間に家の形に組みあがっていきます。棟があがったら、「上棟式」でこれまでの無事とこの先の工事の安全を祈願します。

夢のマイホーム完成!仕上げ工事~竣工

枠組みのチェックが済んだら、「屋根工事」「サッシ・玄関ドア設置工事」、そして「外装下地検査」へ。検査に合格したら「外装取り付け工事」にかかります。
スイッチやコンセントを設置する「電気工事」、柱や屋根の隙間に断熱材を詰める「断熱工事」、床に断熱材を敷いて下地を貼る「床下地工事」、外壁材を取り付ける「外壁工事」で建物のベースは完成、内装工事に移ります。

「施工ボード」を貼り、接続部分を処理してから「クロス貼り」。床下地の上に「フローリング材」を貼り、洗面所や玄関には「タイル貼り」をします。これと同時進行で、階段や押し入れなどの「造作工事」を行います。それが済むといよいよ「足場外し」、マイホームの外観とご対面です。

続いて「照明工事」、バスやキッチンなどの「設備施工」、駐車場やフェンスなどの「外構工事」で、マイホーム竣工です!
「竣工検査」と建築確認の「完了検査」を経て、物件の「引き渡し」となります。