おススメは設計事務所?工務店?ハウスメーカー?

まずはそれぞれの選択肢の特徴を理解しよう

家を建てる際には工務店かハウスメーカーに委託するケースが多いと思います。まずハウスメーカーのメリットとしては、大手で信頼できる、品質が安定している、モデルハウスを見れるためイメージの違いが起きない、ということが挙げられます。デメリットとしては、広告費がかかっているのでその分割高になる、設計には制限がある、などです。一方工務店のメリットは、自由度が高く細かな要望に応えてくれること、原価に近い価格で建てられるのでコスパが良いことです。デメリットは、担当者によってムラがあることやイメージと完成形にギャップが生じる可能性が多分にあることです。これらとは別に設計事務所という選択肢がありますが、工務店よりさらに自由度が高くデザイン性の高い住宅を建てることができるメリットの反面、管理コストが重くのしかかるというデメリットがあります。

自分が建てたい家のイメージを固めよう

上述した特徴を理解したうえで、どこで家を建てるのが良いか判断するためには、自分が建てたい家のコンセプトを決めることと、予算とのバランスを考えることが重要です。コンセプトを決めるためにはInstagramなどで検索したり、ハウスメーカーの見学会に行ってみたりして、まずはいろいろ見てみることです。難しく考える前に、単純に「こんな家に憧れる!」という願望からでも良いと思います。その中で、「洗面台にこだわりたい」とか「食洗器を取り付けたい」とか具体的な要望が出てくると思いますので、それに優先順位を付けましょう。そうすることで自分の願望に適した委託先はどこなのか、予算的にもクリアできるかといった視点で絞り込んでいくことが可能になります。